|
村名起因の石
往昔頼朝公東征の折七ツ森で巻狩を催す。その時白い大鹿現われ、畑山重忠と和田義盛この河辺まで追い来たり矢を打ち命中す。近付き見れば大鹿にあらずして根本の白き大石なり。公珍しき大石よと腰をかけ、論功行賞を行い、この地を根白石村と呼ばせ給う。これを見た村人たちここを判在家と呼ぶ。
後年度々の川の氾濫で大石流失か埋没かで消失す。村人これを惜しみて享保十三年その大石跡に小碑を建て石神として祀り後世に伝えた。
ちなみに右の故事により村名生まれて満八世紀の星霜歳月を経た今日、故事をしのび、大鹿に擬した大石を近い県道往還に建立祭祀して、郷土の歴史と誇りを後世に伝えるものである。
|